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慶應SDMを卒業して、もうすぐ5年目を迎えます  

 私は、2015年3月慶應SDMを卒業しました。 修士論文は「チームにより社会的価値のある新しい事業を創出するためのコンセプトフレームワークの提案」という テーマでした。論文としての課題や反省は多いですが、このテーマでチャレンジしてよかったと思います。  修士論文の当日発表のパワポ資料は、卒業してからも縁あって100回以上は見返したり説明に使用したりしています。2015年11月2日に59才で、チーム・シンセシス・ラボ(株)を設立しました。異なった専門性を総合して新しい価値を生む活動を支援したいと思ったからです。 理由は2つあります。 1.創造的な問題解決手法を深めたい  課題を発見、定義して、探索し、具体化して、検証する思考行動態度をもっと学んで、 若手に知って欲しいと思ってい  ます。  その結果、社会的価値のあるコンセプト立案、社会的価値のあるシステム開発が行える はずです。 2. 異なる専門を集めて新しい価値作る方法を深めたい  34才の頃、住宅メーカのホスト業務システムをUNIXワークステーションに改定移行するPJで生みの苦しみを味わいました。意匠設計+構造設計+積算業務+発注業務をワンシステムとして総合するプロジェクトのリーダとして、全く異なった言語を話す複数の専門家とソフトウエア開発者150名を統括するプロジェクトが始まりました。案の定、部分最適の設計が始まった訳であります、、、。時間がかかったもののお客様とメーカーチーム、専門家、IT開発者チームの努力のおかげで稼働しました。令和の時代では、立派なビジネスユニットに成長しています。 あの時、システムズエンジニアリングを知っていれば、全てが変わっていたのかもしれない。                               慶應SDMを卒業してよかった   2020.2.25