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思考力を高めるステップアアップコーチ5

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 思考力を高めるステップアアップコーチ5       昨今、GPT-2での小説執筆にトライしたり、ChatGPTでアイディエーションした結果を     Midjourney  でお絵描きしたり、世間が賑やかになってきました。     web掲載の記事 「 AIが急速に進化・普及する時代に、人材が拡張すべきスキルは何か」  (2023年2月24日 shiRUto)によれば、これからは進化するAIを使いこなして     Creativityを発揮すべき時代にあると主張しています。  これからの人間をとりまく環境は、AIなどによる情報空間化が加速していくなかで、  人間はAIを使いこなすスキルが求められているようです。  以前、私は日本元気塾セミナー 「例外にこそ本質がある!」~研究者が考える未来の  クリエイティブ~石川善樹(医学博士)×米倉誠一郎(日本元気塾塾長) 2015年10月  07日を受講した時に、石川善樹氏はスラム街であっても元気な子供達がいる事例を  取り上げて、「規則性を逸脱した例外の中にこそinnovationの種が存在する」と主張  していました。そのような研究テーマであっても、石川氏は8つのCreative Process  の中で、AIが得意な領域について指摘していました。(筆者が黄色に着色)      2つの知見には共通点が多いです。    どうしたら多忙な生活の中においてこれらの一連のスキルを獲得し、AIに情報収集     やアイデアの組み合わせを指示することができるようになるのでしょうか?     1.問いの発見     2.知識の獲得      3.関連情報の収集     4.熟慮     5.アイデア      6.アイデアの組み合わせ     7.ベストアイデア     8.アイデアの実現化・検証              私は、システムデザイン、システムズエンジニアリングという設計手法を     学んでいますが、根幹は「思考力を高める」、「考える力を高める」、    「創造的な問題解決力を高める」ということがベースになっています。    そして、これらの獲得こそが、AI時代の社会課題に貢献すると考えます。        ボランティ勉強会、ワークショップ研修など開催しています。    ご関心がある方は、 ホームページ(問い合わせ) 、

戦略的学習能力、高度な問題解決力 にシステムズエンジニアリングが活用できる 2

 戦略的学習能力、高度な問題解決力 にシステムズエンジニアリングが活用できるはず 2 以前、気が付いたことですが、、。 初めての授業では没入していて気がつきませんでしたが、、 それは、時間軸俯瞰についてです。 システムズエンジニアリングは、付箋紙を使いながらワークをしていきます。 対象とするシステムを明確にしたいと意識したあとに、、ライフサイクルを作成します。 まだこの世に生を受けていないシステム、そのシステムを作り出す作業をします。 システムが生まれてから死ぬまで、、 「企画ステージ、設計ステージ、構築ステージ、運用ステージ、更新廃棄ステージ」 各ステージ毎に、意味俯瞰、時間俯瞰、空間俯瞰を繰り返して、デザインは進みますが、、 このライフサイクル、これからおこる 未来 がひとつの物理空間、思考空間として表出しています。 時間は、現在から未来にすすみ ますが、、 ワークは、未来(ゴールの運用ステージ)を変えると、関係して現在(に近い部分 企画・設計・構築)も変わりますので付箋紙で修正します。自社の弱点を補う戦略を意図的に仕込むことも可能です。出来あがったら、順に実行していけば、狙いのシステムができあがります。 これから起こるできごと(現在、未来、過去)を事前に変えていくことができるアプローチ手法であるとも言えます。しかも、上流から要求を取り出せます。 これって、すごいと思いませんか? (友人の転職に関するアドバイスをしていて、現状案と転職案を考えていて、自分でゴールを変えて、変えたゴールを達成するプロセスを手持ちの資源を相互活用させながらデザインする話で盛り上がりました。) 2023.3

伝統芸能では、型は教えない

伝統芸能では、型は教えない 「システムズエンジニアリングは1つの型である」と授業で説明を受けました。 すごく印象に残っています。私が大学時代に空手をやっていましたので、型の 学び方を経験していましたので、自分なりに学びとっていく「型」としての 「武道の学び」と「システムズエンジニアの学び」を比較しながら、学び続けて いきたいと思っています。そして、AIに負けない思考や構想力をつける方法を 社会に活用したいと考えています。 そんなおり、以下の記事を拝見しました。   出典:前野隆司 「日本の将来を語る」 2020.2    日本教育 アンチAI的に言うならば、AIにはできないことをすることである。 1. AIは大量に事例・正解がある問題を解くことである。      AIに代替されない仕事とは、大量の事例のない仕事。個性と独創性を     発揮して、自分らしく、人と違ったことをする。 2.「型にはまった浅い学びはAIに奪われる」   「主体的で対話的な深い学び」が重視されつつある。     能動的・双方向的で個性と独創性を生かした深い学びはAIに    奪われない。    どうすれば、より深く教え、より深く学べるようになるのか? 「教えないことだ」   型にはまったマニュアル通りの教え方をしない。。   これを徹底していくと、教えないことに近づいていく。   伝統芸能では、型は教えない、見て学べ   日本の教育は美と技と心を磨くこと   精神性の淘汰を目指して心を磨くこと   社会に役立つことを通じて心を磨くこと   各自が、精神性、創造性、感性、個性を高めて心を磨き、精神性を高める。  結果、よい仕事を極めることができる。   当然ながらAI には負けない。    未知なる人間性の高みを追求することこそ、これからの人間の目指すところである。 叡智を結集するテーマである。 出来上がるものは個性的なものであると思います。 2022.1