慶應大学大学院システムデザインマネジメント研究科春学期の初日です
本日は、慶應大学大学院システムデザインマネジメント研究科(以下 慶応SDM) 春学期の初日です。少し緊張気味で、日吉駅を降りるとすぐ目の前に、慶應の協生館ビルが見えます。
春の青空に映えて、とてもきれいです。
土曜日は社会人向けに配慮されたカリキュラムになっています。特に、重要な必須科目が集中して学ぶことができます。社会人には大変助かります。
1時限はシステムデザインマネジメント序論(白坂先生)、2時限はコミュニケーション(前野先生)
3~4時限は、デザインプロジェクト(前野先生、石橋先生)となっています。
1.SDMのコンセプト
そもそも 「客観的論理性で正確を旨とするシステム思考」 と 「主観重視で共感や無意識を活用したいデザイン思考」 という相矛盾する思考方法を 局面局面でうまく使いこなしてよりイノベーテイブな解を出そうとする姿勢はチャレンジそのものであると思う。
「 システムエンジニアリング と デザイン思考(”システム×デザイン”思考)
システム力 = システムズエンジニアリングを基盤とするシステム力教育
デザイン力 = デザインプロジェクトによりチームで新しい答えを創造する
デザイン力教育
マネジメント力= プロジェクトマネジメントやビジネス系科目による
マネジメント力教育
2.システムエンジニアリングの定義の差
INCOSEハンドブック(定義された目的を成し遂げるための相互に作用する要素)と
慶應SDM(ユーザニーズを踏まえて技術システム設計から社会システム設計の
構想提言も含む)の定義は異なり、慶應SDMの定義は対象が広い
3.社外講師 アートデイレクタ 田子 學
ワークショップ: 新しいアイスの商品企画提案をデザインの視点で行う
(1)2人が組になって、一人が5分間かけて、アイス(今回は、ガリガリクン)を
食べるのを片側の人が、詳細に観察して克明に行動を記述する。
アイスの袋の開け方、食べ方、扱い方、癖、表情、・・・
(2)書かれた内容をもとに、新しい提案につなげる
アイス本体はどうあるべきか、アイスの袋はどうしたらいいか、アイス棒は・・
その他全体の商品企画、、、、にフィードバックする。
(3)私のパートナの安倍さんのアイデアはとてもユニークで、「パッケージを開けたときに
氷が飛び散って机が濡れた」ことの対策で、お皿付のパッケージを提案して
その場に合った、ハサミとテープで立体形状を提案しました。
田子さんの講義は、大変ユニークで引き込まれてしましいました。
ありがとうございました。
とても楽しいワークショップでした・・。
2013.4
以上
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