私にとってのシステム哲学の意味 2013.4
50歳を超えて残り少ない凡人の人生で、「この問い」や「この質問」はできれば聴いてから死にたいという質問がいくつかある。当たり前の定義ですら、聴いてみたい時があります。
慶應SDMの修士1年生の授業(2013.4. 26 システムの科学と哲学 「ソフトシステムの基礎」木島教授 東工大)で、今、目の前2メートルにいる初対面の教授に、質問できるチャンスが突然と現れるとは奇遇と言うしかなかった。
Q:八田の質問
「先生、さきほどのシステム哲学の説明の中で、階層性の説明の時に、階層性のモデル表記をノードとネットワークで図示されましたが、ループ量子重量理論のスピンネットワーク(ノードとリンク)の表現(竹内薫著「世界が変わる現代物理学 P204」)と大変酷似していますね・・? 概念的に近しいのでしょうか? システム哲学と量子重量理論は近しい関係と言えるのでしょうか?
A:返答
木島先生は素人の質問に丁寧に答えてくれました、「システム哲学は物理学、生物学からシステム科学をやる人は多いので、物理学のアナロジーは踏まえている。」
システム哲学を唱えている、アービン・ラズローに直接聞きたかった・・、
システム的に体系的(前野教授曰く、4階層モデル)に考えるということは、最新の科学観(最新の量子重力理論を含めた)をも包含してシステム哲学を上流に位置づけて、interdisipnaryに横断的に体系化して、新しい思想体系があるものと勝手に解釈することにしました。
地動説以前と以後の意識変化
量子重量理論事前と以後の意識変化
システムデザインマネジメント学以前と以後の意識の変化
私は、慶應SDMの発展に期待したい。
出典
竹内薫「世界が変わる現代物理学」2004 ちくま新書
Ervin Laszlo (訳者)伊藤重行「システム哲学入門」1980 紀伊國屋書店
前野 隆司 「思考脳力のつくり方 - 仕事と人生を革新する四つの思考法」 2010.4 角川oneテーマ21 新書
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