エフェクチュエーションが伝える起業家精神
熟達の研究をしてエフェクチュエーションに出会いました。
経営者とは発掘されるものという常識から熟達であると・・。関西学院大学のMBAコースで受講された、笠谷さん、片山さんから伺いました。
従来のマーケティング戦略(STP)とも間逆なアプローチ。エフェクチュエーションが伝える起業家精神とは、
❌未来予測などの市場調査は嫌い
⭕ビジネスとはつむぎだすもの。出会ったステークホルダーと相互作用してビジネスが変容することもよくある。
⭕仲良くなったステークホルダーは、やがてフォロアー、社員、お客様、ファウンダーに変容していく。
そういえば、日本にもあった 袖擦り合うも多生の縁。彼女から言わせると「関心を持ってくれたステークホルダーに自発的にそのプロセスの一員になることを選択させるプロセスだ」といっています。
特に着目したのは、間主観的相互作用という考え方。
そうか!、別の価値時空間に住んでいるひとに、座標変換(共感、相互理解)を加えて、その人の生き方のプロセスと自分のプロセスを相乗りさせて、相互作用して市場(予定調和でないナラティブな空間創造)を形成していく。
システム✕デザイン思考の思考にピッタリだと思いました、これ使えます。
※「主観と客観」という概念装置は時代遅れで、次は「間主観性」ではないでしょうか?
書籍:エフェクチュエーション サラス・サラスバシー
TEDxMidAtlantic 2010 Saras Sarasvathy
2021.12.4
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