思考力を高めるステップアップコーチ8

 思考力を高めるステップアップコーチ8



 出典:もはや「インプットでは差がつかない時代」なのに…残念なビジネスマンが
    ハマる「網羅思考のワナ」


  内田 和成氏の論考では、網羅思考のワナに、ハマらないために、
  何をしたらいいと言っているのでしょうか?
 


   「本当に優れたリーダーとは「限られた情報で決断を下す能力」を磨いています。
  調べすぎて「too late」にならないためにも、、、、

    従来の常識である「インプット→アウトプット」というプロセスを、
 「アウトプット→インプット」に逆転させる必要があるとしています。
 
  ここでいうアウトプットとは、単なるレポート、成果物だけではありません。
  それは一部である。大切なのは、求められている「仕事の目的」です。
  それを深く考え明確にした上で、
限られた情報の中で、「仕事の目的」に見合った
 「成果物(手段)」を考え出すこと、まさに「考える」プロセスがアウトプットの
  質を決めるとしていています。「アウトプット思考」の大切さを解いています。





  私が、慶應SDMで学んだシステムアプローチは、まさにゴール(運用ステージ)
  で達成すべき状態からデザインすることを指導しています。その仮説的なゴール
  状態を要求定義として抽出する手法や、その具体策を考えるという手法を使いながら
  アウトプットから考える思考を学びました。

  学びはじめた当初、ゴールイメージとはそもそも抽象度が高い対象にも関わらず、
  抽象も具体も区別がつなかい「具体の思考の世界」に住んでいた私は大変苦労
  しました。「考える」プロセスそのものがわからない、集めた情報では足らない
  中で、「わからない」ことを明確にして、知り得ている既知の知識を帰納化したり
  演繹化したり、アイデアをずらしてみては俯瞰してみたり、近傍の解を探してみたり
  するという、しぶとさを方法論を使う中で感覚的身につけてきました。道半ばです
  が、システムアプローチのメタ方法論の凄さは実感しています。


  アウトプット思考
  ゴールから発想する
  

  完全にできるわけではありませんが、思考の型として習慣化されてきたことに
  感謝しています。

  


  以上

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