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システム思考とデザイン思考の用語や概念を俯瞰的に理解活用できるよう目指したい!

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  システム思考とデザイン思考の用語や概念を俯瞰的に理解活用できるよう目指したい! 聞き慣れない違和感のある言葉だらけですが、、、 ワークショップやファシリテーション体験、重要書籍の筆者の体験ロジックを通じて、入門学習者には無かったスキーマを作り出すことを続けることで、システム思考やデザイン思考 を相互に活用できるように努力する必要があります。ある時、全てが一つのリアリティを 持った思考として動き始める日を目指して学習中です 原理原則の概念を経験的、体系的、螺旋的に習得する システム思考やデザイン思考、システムズエンジニアリングには、要素還元主義の限界 打破という歴史的な要求がある メタ認知的知識とメタ認知的行動、目標・方法・道具・制約 課題発見、課題定義、探索、具体化、検証 良定義問題と不良定義問題、一般的問題解決と創造的問題解決の違い 発散・収束の思考プロセス、アウトプットとインサイト 思考、論理、分析、推論、仮説検証、演繹法、帰納法 ロジカル思考、ピラミッド思考、クリティカル思考、システム思考、デザイン思考、 俯瞰的(鎧を脱ぐ、離見の見)、系統的、多視点、具体と抽象、構造化、可視化、 シフト 集合知、プロトタイプ、楽観主義、Fail First、 目的ー手段、目的ー機能ー物理、目的ー運用ー機能ー物理ー検証、視点とイネーブラー Do the right thing. Do the thing right Concern , View Point , View , Architecture, 意味軸、空間軸、時間軸 ライフサイクル、コンテクスト分析、ユースケース、機能、物理、検証 システム思考やデザイン思考を活用して、複数の視点から俯瞰的で並行的に未知の問題を解決するための能力を開発する。                                                                                 ...

ブログを書く目的について   

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 ブログを書く目的について    「システムズエンジニアリングマネジメントを皆で学ぼう!」 という方針で2013年から活動してきました。7年間マイペースで進めてきて、すこしづつ実感も湧いてきました。試行錯誤の学びの活動をベースとしながら、会社の紹介を書いてみたいという気持ちになりました。よろしくおねがいします。 1.ブログの目的 (1)会社紹介と事業創造  弊社チーム・シンセシス・ラボ(株)(略号:TSL)の活動目的、活動内容を紹介していくことで、お客様の発掘、お役様との対話づくり、お客様への具体的な活動を創り出すことを目指しています。その結果、社会的なイノベーション創出につなげていきたいと考えています。 (2)抽象度の高い思考力獲得への体験日記 システムエンジニアリングの基礎的な理解レベルにある私にとって、日々の体験や実践を通じて、それを日記や文章に起こし直す事で、「抽象度の高い思考力の獲得」を目指して一歩一歩、理解を深めることにあります。「わからなかったこと」がすこづつ「わかるようになる」足跡を通じて、自分に納得出来る説明を続けることが、共感の得られる地についた研修につながると考えています。 2.プログテーマと読者ターゲット層 企業部門 イノベーションを生み出す組織変革力の方法を探している部門 イノベーション推進のための方法を探している部門 新事業を開発するための方法を探している部門 ITソフトウエア業界で領域横断の事業に関心を持っている部門 変化を生み出すマインド・思考能力を探している部門 自律的な人財を育成するための方法を探している部門 個人 創造的な問題解決力・思考力を身につけたい人  創造的な生き方、セカンドキャリア開発をしたい人 自分自身の潜在的な能力を一層高めたい人  インサイトを得るための隙間コミュニティ 社会に効果的な隙間を創る活動を通じて、スキル要素間の相互作用を発見して、 創造のヒントやインサイトを得ようとする人                                   2021.1.24

SHIPでベンチャー経営者に「バリューグラフ」を紹介しました。

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本日、品川産業支援交流施設SHIPで、ベンチャー経営者にバリューグラフ(対話ツール)を紹介しました。ご多忙な中に9名参加をいただきました。ありがとうございました。 
 私とバリューグラフとの出会い 初めて、「バリューグラフ」に慶応SDM公開セミナーで出会ったのは2012年11月頃だったと記憶しますが、初めてワークをした時はうまくできなかったのですが、新鮮な出会いだったのを強烈に覚えています。今回、参加された9名の方もきっと戸惑われたと思います。 当時と今を振り返ると山のようにマインドの違いが出てきます。 ・書いた文字が美しくない ・言いたいのに適切な言葉が出てこない ・思考停止に陥ることがある。やっても出てこないと思うことがある。 ・目的と手段が混乱する ・目的や手段を出すのはいいが、「抽象度が上がりすぎている」、「下がりすぎている」  ことにまったく気づけていない ・自分の立場や視点でしか思考していない、アイデアを出せていないことに気づいていない。 ・メンバの思考のクセは見えても、自分の思考のクセはまったく気がつかない ・没頭してしまい、全体を見渡して考えることも、新しい関係性を見つける余裕もない ・ワークを楽しくするような「問い」、リズムを生み出すような「問い」、発展していく  ような「問い」を発していない。 ・他人の価値観やアイデアを積極的に活用して、新しい解空間を探そうとはしていない。    etc 
 
 Yahooアカデミー伊藤羊一氏「思考プロセス」(出典:Linkedin)によれば、「Factからすぐ打ち手を考えてしまいそうになるが良くない」、「Fact→構造→分析の結論→とるべき軸と理由→個別の打ち手(具体)の順で考えるべき」、「一足飛びにいってしまうと、Why?が明確にならない、Why?とSo What?を繰り返して明確にすることが大事」といっています。そのためにまず必要なことは「構造化(立体化)しないといけない。」 まさしく対話ツールは、構造化(多視点で抽象度をコントロールして構造化し可視化する)のツールで、具体→抽象→具体のサイクルを支援するもの。 慶応SDMで、「抽象化して少ない要素にして全体を考えるようにしなければ、全体をつかめない」と教えられました。当時は謎の呪文でし...

慶應SDMを卒業して、もうすぐ5年目を迎えます  

 私は、2015年3月慶應SDMを卒業しました。 修士論文は「チームにより社会的価値のある新しい事業を創出するためのコンセプトフレームワークの提案」という テーマでした。論文としての課題や反省は多いですが、このテーマでチャレンジしてよかったと思います。  修士論文の当日発表のパワポ資料は、卒業してからも縁あって100回以上は見返したり説明に使用したりしています。2015年11月2日に59才で、チーム・シンセシス・ラボ(株)を設立しました。異なった専門性を総合して新しい価値を生む活動を支援したいと思ったからです。 理由は2つあります。 1.創造的な問題解決手法を深めたい  課題を発見、定義して、探索し、具体化して、検証する思考行動態度をもっと学んで、 若手に知って欲しいと思ってい  ます。  その結果、社会的価値のあるコンセプト立案、社会的価値のあるシステム開発が行える はずです。 2. 異なる専門を集めて新しい価値作る方法を深めたい  34才の頃、住宅メーカのホスト業務システムをUNIXワークステーションに改定移行するPJで生みの苦しみを味わいました。意匠設計+構造設計+積算業務+発注業務をワンシステムとして総合するプロジェクトのリーダとして、全く異なった言語を話す複数の専門家とソフトウエア開発者150名を統括するプロジェクトが始まりました。案の定、部分最適の設計が始まった訳であります、、、。時間がかかったもののお客様とメーカーチーム、専門家、IT開発者チームの努力のおかげで稼働しました。令和の時代では、立派なビジネスユニットに成長しています。 あの時、システムズエンジニアリングを知っていれば、全てが変わっていたのかもしれない。                               慶應SDMを卒業してよかった   2020.2.25

地域活性ラボに参画

 10月17日夜 慶應SDMの地域活性ラボに参画させていただきました。 10/2ワールド・ワイズ・ウェブ・イニシアティブの会場で、慶應SDM特別招聘教授 中嶋聞多教授をお見かけしてして、タイミング良く地域活性ラボに参加することができました。 本日の地域活性ラボのテーマは、「若者が地域に入って行くプロセス」を研究することにありました。席上、長野県小布施町で行われている「小布施若者会議」の大変イノベーテイブな取り組み報告がなされました。大宮透(東京大学都市工学大学院生)さんは大変若いにもかかわらず、町長・町の二代目・地元の主婦層に強固な地盤があり、とてもアグレッシブな行動で「行政+住民+若者」の大きな渦を巻き起こしています。 「小布施若者会議」とは、町の交流・定住促進・日本一のクリエイテイブ性・起業・9月7-9の世界若者会議(20カ国)などコア事業を進めています。 世界の若者が住民や行政と恊働して、新しい場作り・新しい価値づくりを小布施から発信しています。 それを教育視点から若者感性で推進している 大宮さんに 会うことができ有意義でした。 未体験の集団に入り込むには、個人と個人 の関係作りを最優先されています。 りんごを車で東京に運んでマルシェで売って、それがきっかけでリーダー層の農家の奥さんと強烈な信頼関係を結んだようです。頭ではなく行動に表現できる素晴らしさです。 これからの課題は、地域産業振興 と 既存住民との関係性強化 です。 私は、中高年の活性化をテーマにしています。 これからのセカンドライフの活躍の場は企業組織から社会コミュニテイに広がりますので大変関心があります。中高年の立ち位置やとんがった生き方をあれやこれや考えるきっかけになりそうです。 会終了後、協生館のHubで、早田講師(公共政策のイノベーティブデザイン論担当)と平戸さん(法政大学大学院地域研究センター)、2013秋入学の土井さん、矢崎さんと地域活性における慶應SDMのよりアクテイブなあり方を議論でき、これまた有意義でした。                                     以上

白熱対談「公共哲学×システムデザイン・マネジメント 東西世界観の統合」

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慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 公開講座         白熱対談「公共哲学×システムデザイン・マネジメント 東西世界観の統合」  前野先生と小林先生の白熱対談は、今回で二回目です。  ※正しくお伝えできない部分がございますが、八田の力量の問題をお詫び致します。  慶應SDM  は、ただの勉強学校ではありません。  その学生の活動領域は言うに及ばず、福澤先生のように社会変革運動のコアを立ち上げ てしまおうという社会変革型の大学院です。     幸福革命  効率優先で行き過ぎた市場経済中心の社会から、どのようにしたら人間の幸福・美徳を 心から追求する社会に変えていけるのかということを問う、極めて勇気のあるメッセー ジ性の高いワークシヨップでした。    前野先生  が冒頭から発言し・・、我々人間が主体的に行動していたと思っていた。  その意識というものは、無意識下の活動(知情意)に大きく依存しており、  この情報を遅れて反応している上に、自分で判断していると錯覚していた。  人間はこの 受動仮説 の基で動いている。  人間にとって、そもそも世界は無・空であり、ならば束縛はそもそも無いのだから  全ての人が、自由にチャレンジして生きる事が可能であるはず・・。  そして幸福の研究と公共哲学の研究から、将来のイノベーテイブな活動を引き出したい との思いが伝えられました。  小林先生  は、慶應大学の特別招聘教授になられました。  そしてシステムデザインマネジメントの視点に立って、大きく俯瞰して哲学を論じて下 さいました。  最近の哲学は価値観の多様化の中で権利中心の議論になっていて、本来の哲学を  失っているとの指摘から始まり・・・。  従来の哲学界にコミュタリアンの思想が大きな変革の潮流になりつつあることも指摘さ れました。  さらに、近代の市場経済中心に傾斜した背景にある、近代哲学の問題をギリシャ時代の  対話型哲学 (ソクラテス、プラトン、アリストテレス)の源流に立ち戻る事で、美徳型 の哲学の復権を目指す事が可能であるという持論を発表されました。  共同宣言  これは、従来の西洋近代哲学を超えて、東洋の仏教思想とあわせて東西...

本日は起業デザイン論のチーム発表会でした

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慶應SDMの講義は、起業をする立場から見たら、①デザインプロジェクト(通称 Dpro)で世の中に無いような潜在的なニーズにリーチして、②システムエンジニアリング手法(SE)で要求分析からアーキテクテイングまでをおこない、③起業デザイン論で事業化モデルを立案するというの3点セットになります。 我々、種子島チームは宇宙施設のある種子島の活性化を「種子島プラネットチューブ構想」という形で事業化提案しました。栗原さん、川島さんのリードですごく盛り上がりました。 そして、最後の発表がすごくよかったです。 Riproチームによる 人のワークスタイル革新 につながる発表ですが、冒頭に挙げた起業デザイン論の授業コンセプトのお手本のような、3点セットがフルに活用されていました。SDMを起業シナリオに使えることをクリアーに伝えていました。           この授業に出て良かったと思える 手応えのある発表でした。