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思考力を高めるステップアアップコーチ3

  思考力を高めるステップとして、、 まずロジカル思考、ロジカルシンキングを日常的に使いこなす習慣を作りましょう。 もし、そこで限界を感じるテーマが出てきたらシステムアプローチを学びましょう を提案します。 その理由は、ロジカル思考が使えるようになると、無意識に獲得したスキルや暗黙のイメージ が身体知となって、自動的に使える状態になります。 八田のも大学時代空手をやっていて、茶帯になった当たりから、型の訓練から、無意識に 技が発動する感覚を覚えています。 もし、ロジカル思考が使えるよう状態になっていれば、ロジカル思考で限界を感じて いざシステム思考を学ぼうとしたときに、ベースの問題解決習慣がある人は、 得をします。 「ああ、あのことは、そのことにつながるのね、だからより良い解決策がシステムアプロー チではできるのね?」 言われなくても、自然にわかります。 八田は、ロジカル思考を鍛えていませんでしたの、慶應SDMを卒業しても、2段階にわたる 思考獲得のチャレンジになりました。大変です。 例:So Whatが使えると?   So Whatを日常的に使いこなしていると、抽象化、言語化、帰納的思考に   慣れていることになります。   また、漠然とした新しい課題に着目した時に、その境界を意識しながら、   どう一言で言ったらいいかなど、、、。 それって、課題的を言えるという   道を開きます。さらには、目的を意識した帰納訓練にもつながります。   結局は、メタ認知力を鍛えることだと思いますが、、    例:・・・山のように、ステップアップに繋がるスキルがあります 思考力を高めるステップとして、まずロジカル思考を日常的に使いこなす習慣を 作りましょう。 矢野先生 論理トレーニング101題とかもありますが、多忙なビジネスマンには、 もっと簡単な習慣づけから始めましょう。 まずは、習慣です。 ※市民がシステムズエンジニアリングを活用する社会を目指すための、  ステップアップコーチング 2022.2.26 

思考力を高めるステップアアップコーチ2

  思考力を高めることは、VUCAの時代の 生きる力 を創り出すと信じています  先日4日に、ヨガの先生にステップアップコーチングをさせていただきました。  正確には、教えながら、学びをさせてもらいました。    達成したい社会課題を強くお持ちです。  どう問題を解決したいか考えています。  無意識に解決を求める 意識状態 になっています。  2極ブレストとバリューグラフを使って、ヨガ先生の問題意識の可視化を行いました。  漠然とした表出化・言語化から、意識した表出化・言語化を通じて、  加速度的に、出てくる言葉がイキイキと明確になってきます。  自分から出てきた言葉、対話で他者からでてきた視点に、大変気づきを  得ていました。    日常的に無意識に発言している言葉の中に、実現したい世界観 や   大切にしている価値観がどんどん出てきます。  他者からの指摘であらためて、「エー、これが私の大切にしている価値観なんですね。」  とか気づいてくる。ストレス予備群の悩みの解決に つながり そうな付箋紙も  出てきています。  ・・  八田は思いました。この人は、センスがいいなあ。2013年慶應SDMでブレストした時に  は、八田はビジネスマン時代の鎧が脱げず、発想も飛ばず、論理力の弱さにくじけて  いましたので・・・  ビジネスマンの皆さん、新しい発想とは、目の前のことを 新しい視点で見直す力  から生まれます。気づきとか、俯瞰力とか、全体を一言で言い当てる、、、。  思考力を高める前に、自分自身のセンサーを磨く必要がありそうです。    思考力を高めるための 方法、要素、態度、訓練、、などを体験をもとに  つぶやいていきます  ※市民がシステムズエンジニアリングを活用する社会を目指すための、  ステップアップコーチング  2022.2.6   以上      

社員の戦略的学習能力、システム思考・デザイン思考のステップアップコーチング

「 社員の戦略的学習能力、システム思考・デザイン思考のステップアップコーチング」 について考えていきたいと思います。ご意見やアドバイスをお寄せください。 1.目的仮説 1.1 「知識主導の問題解決習慣」から、「知識がないにも関わらず解き方を考える思考習慣、out of boxなアイデアを出す思考習慣」を持った人材を創り出したい。専門横断の領域の問題に直面して、仮説的に課題を定義して、解決に必要な知識・スキルを定義し、内外から調達しながら創造的な活動をしていく能力をもった人財を創りたい 1.2 ベースにシステム思考、デザイン思考、システムズエンジニアリングを置く 1.3 学びながらビジネスやライフに適用し、変容しながら絶えず成長してく習慣づくりとは ※一番いいのは教えないことかもしれない。しかし、必要性を意識した時に、私のように 56歳の人もいるかもしれない。学習加速のためのイメージやヒントは社会課題解決のために許されると思う。 2.ターゲット層 2.1 イノベーションアーキテクト候補者 2.2 ビジネスで成果を出したい人 2.3 well Beingな社会を作るために、生涯学習スキルを開発したい人 3.思考行動のステップアップ 3.1一般的思考の段階 (ステップ1と熟達) 3.2上達を意識する習慣に気がついた人、問題解決思考、メタ思考を意識する段階 (ステップ2と熟達) 3.3システムデザイン思考、システムズエンジニアリングを意識する段階 (ステップ3と熟達) 4.ライフサイクル仮説 4.1 企画:考えながら解き方を考える意義や企画を考えるステージ イノベーション創出をしたい 多大な経験資産を持った有意な人財(例:イノベータ、フェロー、真のベテラン) が退職する時に、考え方や思考態度を引き継げない ビジネスマンが生涯に渡って必要となる戦略的学習力を獲得する必要性 4.2設計:考えながら解き方を考える体験研修を創るステージ 4.3 PBL学習: 学習者が考えながら解き方を学び訓練するステージ(ワークショップ研修) 4.4 RPL現場:学習者が考えながら仕事で解いていくステージ(現場研修)    ※仕事ではリーダー、部下、チーム、外部チームなどの複合チームで、     多様な問題をユニークな方法で解く必要があります。        ...

「リ・スキル」と「メタデザイン・スキル」

  コロナショックで大きく雇用環境が変わるような 情勢が見られます。 仕事の能力評価で、曖昧だった判断基準が厳しくなり、 ビジネスマンには、「リ・スキル(能力再獲得)」が求められていています。 実はこのサイクルは、何年間も、何回も繰り返しています。 そして、技術がさらに加速するたびに、 「リ・スキル(能力再獲得)」を繰り返すことにも 限界がきています。 単一専門性のスキルの獲得と陳腐化の繰り返しサイクルではなく、、、 異なる専門性を横断して、新しい価値をデザインするシステムアプローチ 時代(メタデザイン・スキル)に 向けて、多くの人材を投入すべきです。 経営者の方、ビジネスマンの方へ、、 今こそ、単一の専門性の獲得陳腐化のパラダイムから脱皮して、 コンピテンシー(スキルの集合体)と 方法論(思考法 、システムアプローチ)を活用して、最適な仕事の答えを実践を通じて、アジャイル的、 スパイラル的に、 仮説を高めていける能力獲得競争にシフトすべきだと思います。 これこそが、次世代に求められている 戦略的学習能力 です。 2021.12.22

エフェクチュエーションが伝える起業家精神

熟達の研究をしてエフェクチュエーションに出会いました。 経営者とは発掘されるものという常識から熟達であると・・。関西学院大学のMBAコースで受講された、笠谷さん、片山さんから伺いました。 従来のマーケティング戦略(STP)とも間逆なアプローチ。エフェクチュエーションが伝える起業家精神とは、 ❌未来予測などの市場調査は嫌い ⭕ビジネスとはつむぎだすもの。出会ったステークホルダーと相互作用してビジネスが変容することもよくある。 ⭕仲良くなったステークホルダーは、やがてフォロアー、社員、お客様、ファウンダーに変容していく。 そういえば、日本にもあった 袖擦り合うも多生の縁。彼女から言わせると「関心を持ってくれたステークホルダーに自発的にそのプロセスの一員になることを選択させるプロセスだ」といっています。 特に着目したのは、間主観的相互作用という考え方。 そうか!、別の価値時空間に住んでいるひとに、座標変換(共感、相互理解)を加えて、その人の生き方のプロセスと自分のプロセスを相乗りさせて、相互作用して市場(予定調和でないナラティブな空間創造)を形成していく。 システム✕デザイン思考の思考にピッタリだと思いました、これ使えます。 ※「主観と客観」という概念装置は時代遅れで、次は「間主観性」ではないでしょうか? 書籍:エフェクチュエーション   サラス・サラスバシー Effectuation' workshop TEDxMidAtlantic 2010 Saras Sarasvathy 2021.12.4

システム思考やデザイン思考の概念を俯瞰的に理解したい その2

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 学び始めた時の世界・・・ システム思考、デザイン思考、メタ認知、システムズエンジニアリングを学び初めた当初 は、用語や概念が、体になかなか入って来ませんでした。 ロジカルシンキング クリティカルシンキング デザインシンキング システムシンキング システムアプローチ 多視点、抽象、構造化、可視化 全体と部分、俯瞰と系統 目的手段、原因結果、機能と物理、価値連鎖 etc 用語が頭の中で、バラバラに宙を舞っていました。 私には、メタ的な思考やスキーマが無かったのですから、しかたがありません。 IT系エンジニアでしたが、30年間このような思考には、全く縁が無かったのです。 現在日本のIT系のエンジニアは100万人いますが、ロジカル思考の方がほとんどです。 分ける思考を得意としますので、要素と要素の関係性、システムとシステムの関係性などを 見失うことも多くなります。 結果的に、(見えていない)要素間で引き起こす「振る舞い」が問題を起こしたとしても それを解明することは、難しいのが現実です。 学び始めた後の世界・・ 用語や概念が頭の中でバラバラに宙を舞っていましたが、徐々に、概念のまとまり単位で、 棚に入るような感じがでてきました。見慣れてきたことも事実です。それを前提に物事を考 えるような時間が増えつつあります。 そもそも、知らなかった概念、方法論が使えるようになるとは、どういうことでしょうか? 問題を解決するには、プロセスが必要です。思考することでプロセスが生まれます。思考す ることでプロセスを生み出しますが、それには方法が必要です。 その抽象的な方法を具体的に実行するにはツール、道具が必要です。 学習者が、問題解決やデザインを実行する(プロセス、方法、スキル・・)には、スキルが 必要です。単体で活用できるスキル、スキルが集合したものをコンピテンシー(形式知と暗 黙知を含みます)といいます。 バラバラに見えた概念や用語が、体に馴染んでくるには体験して理解する時間が必要です。 これらが定着し、仕事でコンピテンシーや方法論を駆使して、目的を達成するためのケ ーパビリティが、ようやく発揮されて成果を出します。 システムデザインマネジメント学には、これらが用意されています。 やる気と時間と場が必要です。 ある集中した時間を投入して、ロジカル思考を超える次世代の思考能力、創...

イノベーションアーキテクトは「思考プロセス」を求めている

1.イントレプレナーの流儀   旭化成の高度専門職として「グループフェロー」「シニアフェロー」を務め、現在 BtoB の製造業における新規事業創出に必要な「思考プロセス」の研究・開発を進めている山下氏。自身の経験から得たイノベーション思考を抽象化して、再現性の高い思考プロセスに落とし込もうと努力していることが、webサイト 「イントレプレナーの流儀」 で発信されています。 弊社は、山下シニア イントレプレナー(イノベーション アーキテクト)の長年のイノベーション成果を「思考プロセス」として振り返る貴重な機会に参加させていただき、ワークショップやシステムズエンジニアリング活用などの議論をさせていただきました。 2.出会い  2016年11月富士ゼロックスさまが主催したバーチャルハリウッド協議会のワークショップ講師として、コンセプトフレームワークのファシリテーションを実施させて頂いたことがきっかけで、お付き合いが始まりました。イノベーション創出のための「思考プロセス」の研究・開発の基盤として、SDM学(システム✕デザイン思考、システムズエンジニアリング)が活用できるのではないかということでした。  「思考プロセス」の対話では、イノベーション創出のフレームワークの開発に、SDM学がどう活用できるかの議論を行いました。ワークショップを行ったり、私の苦労談(統合CADシステム開発をした時にシステムズエンジニアリングのような異分野横断の開発方法論を本当に必要としたこと)やシステムズエンジニアリングの効用(多視点で同時並行の思考空間を獲得することができる能力獲得)などの話をさせていただきました。 3.今後の期待 弊社は、システムズエンジニアリングを次世代の問題解決方法論(思考行動プロセス)として、自由に活用できるケーパビリティの高い人材の育成に、貢献していきたいと思っています。                                       以上